人それぞれ声優を志すタイミングは異なります。
会社員として働き始めてから「やっぱり声優になりたい」と思い始める人も少なくありません。
「声優を目指す」=「芸能の世界へ行く」と考えると、会社員との両立はできない印象を持ってしまいがちですが、会社選びさえ間違えなければ会社員から声優を目指すことはメリットしかありません。
今回はそんな声優を目指す際に就職かフリーターかで選択を悩む声優志望者へ向けて、私自身の9年間、会社員をしながら声優を目指した経験が役立つと思い記事を書かせて頂きます。
この記事では声優を目指すことに適した会社を選べたことを前提にそのメリットについて書かせて頂きます。
ゆめたかメリットを余すことなく享受できる肝心の会社選びのポイントは以下の記事に詳細をまとめていますので参考にしてください。


会社員から声優を目指すメリット
メリット①「声優の夢に挑戦できる回数が最大化される」


声優養成所の学費は年間30~50万円は掛かります。
会社員であれば1回分のボーナスを養成所の学費に回すなど、資金繰りが安定できることが大きなメリットです。
声優を目指して養成所に通い1年でデビューできる人は本当に稀です。
今売れている人気声優を集めて養成所に通った期間を平均化してみても3年位にはなると思います。
お芝居というものは一朝一夕で身につくものではありません。
1年間、本気で勉強してもデビューできないケースがほとんどです。
その1年間で役者としての成長を実感していれば「もう1年挑戦したい」と思うものです。
(そこがお芝居の面白いところであり、中毒性のあるところです。笑)
「あと少し夢を追いたい!」という時に、学費が捻出できず泣く泣く夢を諦めることになっては大きな後悔に繋がるはずです。



そこで諦めきれず消費者金融を使って学費を捻出し、破滅に向かっていく同期を何人も見てきたよ……
【経験談】私が声優養成所に支払った9年間の学費まとめ
私は「もう1年挑戦したい」を9年繰り返したわけですが、試しに9年間でいくら声優養成所に支払ったのかざっくり計算してみました。
| 年数 | 養成所 | 学費(ざっくり) |
|---|---|---|
| 1年目 | 日ナレ | 30万 |
| 2~5年目 | 日ナレ | 80万 |
| 6年目 前期 | 俳協ボイス | 35万 |
| 6年目 後期 | ヒューマンアカデミー | 35万 |
| 7年目 | 某声優事務所 (※有料レッスン受講が条件の預かり所属) | 20万 |
| 8年目 | AIR AGENCY | 35万 |
| 9年目 | AIR AGENCY | 35万 |
| 合計 | 270万 | |
ざっくり学費だけで270万円です。
ここに交通費、関係者との交際費、勉強代(舞台の観劇やワークショップ)を考慮すると実際はもう少し掛かったかなと思います。
これだけの大金を苦労なく支払えた上、お芝居の勉強に集中できたのは私が会社員から声優を目指すメリットを最大限に享受できたからだと思います。



裏返すとお金に余裕がありすぎて、いつまでも夢を追い続けてしまうデメリットはあるかもですね……



それは言わないでくれぇ……
自分の場合は夢を諦めても「心から悔いが残らない」と思えるまで9年掛かったってだけの話なのよ~
メリット②「お芝居の勉強に掛けられる時間を最大化できる」


お芝居の勉強は自主性が全てです。
たとえ週1の養成所に通っていたとしても、残り週6の時間をどれだけお芝居の勉強に使えるかが、夢を叶えられるかどうかを大きく左右します。
一般的な会社員であれば土日祝は基本的に休みですし、有給休暇だって取得できます。
休みを最大限利用してお芝居の勉強時間を確保できるのは会社員の大きなメリットです。
また養成所に通っていると大きなチャンスが降って沸くことはざらにあります。
- 母体事務所からオーディションを振られた
- 人気声優による限定ワークショップに誘われた
- 有名コンテンツの公開オーディションが開催された
このようなビッグチャンスが急に訪れた時に「その日はシフトが……」とスケジュールを確認するのではなく、「はい、行きます!」と即答できるのが有給を自由に使える会社員の強みです。



シフトの調整って大変ですよね。
代わりなんて簡単に見つからないですし……。
【経験談】私が会社員をしながら声優を目指していた頃のライフスタイル
私は実際に会社員をしながら9年間声優を目指していましたが、システムエンジニアで在宅勤務という声優を目指す上でかなり有利な環境で働けていました。
まずシステムエンジニアは「いつまでに成果物を提出する」という成果型の仕事であったので、自分の頑張り次第で自由に休みが取れる点が良かったです。
有給を使う際も、
- 「進捗率が80%なので1日休んでも問題ないです。」
- 「すみません、どうしても外せない用事が……。でも週末までにはキャッチアップできます!」
のように仕事に影響さえ出さなければ上司はとやかく言いませんでした。
また在宅勤務であったので仕事の隙間時間も全て声優の勉強に充てられた点も良かったです。



仕事の波の大きい会社でもあったから、暇な時はレッスンの台本読み込んだり、課題のボイスサンプル作ったりしてたよ♪



なんかフリーターの大変さと比べるとズルく感じますね。
時間の捻出の仕方がチートじゃないですか!



それくらい理論値出せても夢が叶わなかったんだから、本当に声優になるのは難しいよ……
メリット③「余計な心配事をしなくて済む」


上述したお金と時間の安定が相まって、会社員をしながら声優を目指すと精神的にとても安定します。
養成所の学費の捻出には苦労しませんし、キャリアも無駄にしませんので「夢が叶わなかった時の社会的な建て直し」を心配することなく声優の勉強に集中できます。
というと「背水の陣で挑む覚悟がなかったからお前は夢が叶わなかったんだ……」という指摘が出てきそうですが、それは生存者バイアスのかかった綺麗事でしかないと私は考えます。
- 「若手時代は借金で首が回らなくなって大変でした」
- 「電気ガスが止まって大変な時期がありました」
……けど、あの頃の苦労があったから今の私があります!
デフォルメするとこんな感じの下積み時代を語る人気声優のインタビューをよく見ます。
水を差すようで申し訳ないですが、彼らの成功と生活に苦労した経験に相関関係はゼロと私は考えます。
同じように後先考えずに声優を目指して破滅した人の数の方がずっと多いはずです。



もし生活に苦労すれば夢が叶うなら喜んで借金して、電気でもガスでも何でも止めてやってたよ……
【学術的根拠】心配事が多いと芝居が下手になる
とある行動経済学の本では「お金がないと頭が悪くなる」といった研究報告があります。
その報告では、
お金がない状態が脳の処理能力を金銭的な心配事で埋め尽くし、他の知的活動に使える脳の容量が激減する。
ということが書いてあるのですが、この理論をフリーターの声優志望者に当てはめると、
- お芝居の勉強もっとしたいけど生活費が苦しい……
- 養成所学費の為に作った借金は無事に返せるのだろうか……
- 夢が叶わなかった時、どう社会復帰すればいいのか……
などという心配事を抱えたまま声優を目指しているということになります。
良いお芝居をする為には多くのことを考える必要があります。
そんな時に脳のリソースが不要な心配事で埋め尽くされてしまえば、お芝居のパフォーマンスを満足に発揮することはできず、結果的に声優の夢から遠ざかってしまうことになります。



事前に排除できる心配事はどんどん排除していきましょう♪



「これもお芝居の為なんだ!」と思えば色々頑張れる気がしますね!
まとめ
以上「会社員から声優を目指すメリット」でした。
声優を目指している内はお金や時間のことを気にせず、お芝居の勉強に全力で打ち込める環境に身を置くことをおすすめするという内容でした。
私は「本気の覚悟」とは、たとえ会社だろうが利用できるものは何でも利用してでも夢を叶えてやるという行動力だと考えています。
成功者の美談や苦労話には惑わされず、自分のお芝居が上達する為に本当に必要な選択をすることをお勧めします。
また声優志望者の生活設計として、
- 具体的にどのような会社に入ればいいのか
- デビューに備えて動画編集を学んでおくべき理由
について以下の記事を書いていますので、合わせて読むとお芝居の勉強に全力で打ち込む為の環境作りの助けになると思います。



環境が人を作ります!
声優を目指す前に不安要素はできるだけ排除しておきましょう!




声優養成所を選ぶ際にもっとも重要視するべきことがあります。
それは、直近で運営元の声優事務所がどれだけ人気声優を輩出しているかです。
直近で人気声優を輩出できるということは、そのノウハウとチャンスを現在進行形で事務所が持っているということだからです。
残念ながら全ての声優事務所に平等に仕事は降ってきません。
とくにアニメの出演オーディションは製作委員会から限られた声優事務所にしかオファーを出しません。
せっかく苦労して声優事務所に所属できてもオーディションの話がこなければ本末転倒ですよね?
そのような観点から、日ナレは最良の選択肢であると私は考えます。
過去から現在に至るまで日ナレから生まれてくる人気声優の数は業界の中でも頭ひとつ抜けてます。
現在所属している方は勿論、他事務所の人気声優も元は日ナレ出身ということもよくある話です。



より詳細な声優養成所を選ぶポイント、日ナレの異常な実績については以下記事でも触れてるので参考にしてみてください♪






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