日ナレに5年間通った感想③「研修科」編

こんにちは、ゆめたかです♪
今回は「日ナレに5年間通った感想③「研修科」編」をテーマにお話させてください。

私は社会人になると同時に声優を志し、【日本ナレーション演技研究所】 に5年間通っていました。

日ナレに決めたのは関連事務所に強い憧れがあって「声優デビューするなら、絶対にここがいい!」という安直な理由で決めました笑
とくにアーツビジョンとアイムエンタープライズへの思い入れは超絶に強くて、高校時代は毎日のようにホームページをチェックしてお気に入りの声優さんのボイスサンプルを聞いて、自分もいつかここに載るんだぞ!て妄想していました。

ゆめたか

前回の本科編からの続きです。

しののめ

研修科への進級、おめでとうございます♪
前回の所属オーディションでは二次審査で落ちたことに落ち込んでいましたが大丈夫でしたか?

ゆめたか

ありがとう!でも精神的には大分よろしくなかったかな……
日ナレの思い出は残り3年分だけど、この時期は人生においてかなりの迷走期間で途中休学を挟んだりして散々だったよ。
なので研修科での3年分を1記事にまとめました♪

目次

研修科

研修科の講師

私は3年間研修科に在籍していましたが講師の方は全員関連事務所の所属声優さんでした。
その内2人はそこそこ売れている声優さんで「え、この人の仕事量で講師やる余裕なんてあるの!?」と驚きました。もしかしたらすごい激レア講師を引いたのではとテンション上がりましたね。

教え方はそれぞれに個性はありつつも丁寧でロジカルというところは一貫していました。

クラスの雰囲気

研修科は本科からの進級でしか入ることができないので、年齢層は若干高めでした。
クラス全員、最低でも1年以上は演技レッスンを経験しているので基礎科や本科クラスに数人いたような極端にやる気のない人や演技に苦手意識を持つ人は少なかった印象ですね。

私が在籍していた研修科には舞台公演のカリキュラムはなかったので、公演準備によくある揉め事はなく終始穏やかなクラスだったなと思います。

しののめ

なんだか客観的な書きっぷりですね。
基礎科と本科の感想はもう少しエモさがあったような……

ゆめたか

正直、基礎科や本科でできた絆みたいなものはなかったかな。
一発勝負のアフレコが中心のレッスンだったから、みんなと集まって練習する機会もないし、自分自身も積極的に友達を作らなくなったんだよね。今思えばそれは一つの心残りだな……

レッスン初期「エチュード/ボイスサンプル制作」

研修科といえどいきなりアフレコが始まることはなく、まずはエチュードから始まりました。

エチュード

本科の内容と大きく変わりません。
本科でやったような戯曲以外にもオリジナル台本とかもやりました。

ボイスサンプル制作

自分の作った原稿でボイスサンプルを制作するレッスンをやりました。
教室で披露するだけで終わる時もあれば、実際に校舎内のスタジオで収録までさせてくれる時もあり非常に楽しいレッスンでしたね。

ゆめたか

ちなみに研修科1年目はこの辺りで休学しました。
もう自分は年齢的に無理だなて思って……

しののめ

精神的に落ち込んだという話がこの辺りということですね。
休学ということはまた挑戦しようと思ったのでしょうか?

ゆめたか

最初は辞めようと思ってたけど、その旨を事務局の方に伝えたら「迷いがあるなら休学扱いにして検討するのも手ですよ」と助言されて、それを受け入れた形だね。

レッスン中期「アフレコ」

二か月ほど経つとアフレコのレッスンが始まります。

アフレコ

待ち望んでいたアフレコのレッスンでしたが、日ナレにいる間は最後まで慣れる日は来ませんでしたね。
マイク前でタイムコードに合わせて周りの演者とマイクの位置を気にしながら、自分のプラン通りのお芝居をするというのは本当に難しかったです。

さらに日ナレに限らず声優養成所でのアフレコは基本的に当日に台本を渡されて、当日に映像をチェックします。
ただでさえ難易度の高いことをさらに短い準備時間でやる必要があるので、私はとにかく段取り通り声をあてるだけで精一杯という感じで、とても役作りをして演技をする余裕なんてとても持てませんでした。

ゆめたか

私は日ナレの後に3つほど養成所を梯子することになるのですが、最後の3つめの養成所でようやくできるようになりました。

しののめ

すごい!何かコツとか伝授されたのでしょうか?

ゆめたか

いや、試行錯誤しながら数をこなしただけだね。
当日台本チェックしてマイク前でお芝居するという特殊スポーツを地道に練習する以外に道はないと思う……

レッスン後期「アフレコ/所内オーディション/発表会」

舞台公演ほど大がかりではないですが、年度末には1年間の集大成として発表会がありました。
私が経験したものだと朗読劇の発表が年度末にありました。

そして真打の所内オーディションです!
(所内オーディションについては次章で♪)

アフレコ

レッスン後期も引き続きアフレコでした。
この頃には映像チェックは慣れてきましたが、マイクワークに必死になって自分の演技力の半分も出せないという課題は前述した通りずっとありましたね。
アニメに限らず外画、ドキュメンタリーなど色々やりました。

発表会

朗読劇をやりました。この年から他クラスの日ナレ生をお客さんとして呼ぶことが禁止となり、観客は講師と事務局の方だけという寂しい発表会でした。

所内オーディション

実は私は研修科2年目しか所内オーディションを経験していません。
1年目は前述した通りレッスン前期に休学しました。3年目はレッスン中期頃に声優を目指すことを諦めようとして退所した為です。
下記の内容は研修科2年目の経験談としてご覧ください。

一次審査

審査の形式は年始のレッスン枠を使って対面でパフォーマンスするもので、基礎科、本科時代と比べて変更はありませんでした。
この翌年はコロナ過の影響で全員日ナレアプリから動画と音声で提出する非対面形式だったそうです。

事前審査の課題だけ若干毛色が変わっていて準備に苦労した記憶があります。

一次審査結果

結果はダメでした……
結果は合格者にしか送られない緑の封筒が届くことでしかわからないのですが、日付的に絶対に落ちてるのに一縷の望みを掛けてポストを見に行った記憶があります笑

日ナレに入って初めての一次審査落ち……
かねてより声優になれるのは22歳までが限界説が頭にあったので、当時27歳の私はここで完全に気持ちが折れてしまいましたね。

なぜか収録現場には呼んで頂けた

一次審査の結果に落ち込んでいる頃に事務局から電話が掛かってきて、収録現場でのガヤの仕事をやりませんかという話がありました。私は二つ返事で「やります!」と答えて参加しました。
収録現場に行くと他の日ナレ生がたくさんいて同じクラスの人は他に2人いました。その2人は一次審査に合格していたようなので私が呼ばれた理由は謎でしたね。

ゆめたか

呼ばれなくてもいいから合格したかったのが本音……


研修科に入るとオーディションや収録現場での仕事を振られる可能性があるという説明を受けます。
5年間いて周りから振られたという話は一切聞かなかったので本当に限られた枠しかないんだなと思いました。

本渡楓さんや千本木彩花さんはレッスン生の間にオーディションを振られて合格し、所属前にデビューしていますので稀有な例ですが本当にあるんでしょうね。
ちなみに所属前の仕事の件も含めて御二人の日ナレ時代は声優マガジンのインタビュー記事から確認できます。

【参考情報】声優マガジン

【PR】あとがき~私が日ナレが最強の養成所だと思う理由~

「日ナレに5年間通った感想③「研修科」編」いかがだったでしょうか?

これにて私の日ナレに5年間通った感想は完結です!まさかパート③まで掛かるとは思いませんでした笑

結局、日ナレから声優になる夢は叶うことはありませんでしたが日ナレに通ったことに後悔はありません。
社会人からの入所という遅れたスタートでしたが、色々言い訳して一度も挑戦しない人生にならずに良かったとさえ思います。

また他の声優養成所に通った思い出も随時上げていこうと思いますので、その際はチェック頂けると幸いです♪

ゆめたか

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

しののめ

よかったら、日ナレを推しているPRまで読んでくださると嬉しいです♪

【PR】私が日ナレが最強の養成所だと思う理由

当ブログでは、声優養成所を選ぶ際に最も重要視するべきことは”直近で母体の声優事務所がどれだけ人気声優を輩出してきたか”であると考えています。
直近で人気声優を輩出できるということは、まだ何者でもない人間を人気声優にまで育て上げるノウハウとチャンスを現在進行形で事務所が持っているということです。

そういった観点から、声優養成所の中で日ナレは最良の選択肢の一つであると考えています。
関連事務所に所属している方は勿論、今はフリーや別の事務所に所属されている人気声優も元を辿れば日ナレ出身というケースが多いです。

また、日ナレは2025年から所内オーディションを年2回受けられるという神アプデが入りました。
最良から最強の養成所へ進化したなと思います。
そちらについて詳しくは以下記事にまとめていますので参考にしていただければ幸いです。

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