声優を目指していると、声が籠る、滑舌が悪い、マイクノリが悪いなど、声に纏わる問題に直面することがあると思います。
それらはレッスンで習う基礎練習を反復することで改善されることもありますが、いくら練習をしたところで改善される気配すらないという経験ないでしょうか?
「毎日 滑舌練習をしているのに滑舌がよくならない……」
「発声練習をして大きな声は出るのに、なぜかマイクノリが悪い……」
もしかしたら それらはあなたの練習不足ではなく生まれ持った身体の構造上の問題かもしれません。
その原因を取り除くことができれば塞き止めていた水が勢いよく流れ始めるように、あなたの声の悩みにも一気に解決の光が差し込むかもしれません。
ゆめたか今回ご紹介する医療施術は全て私自身も経験しているので、その辺りも含めてお話しできればと思います。
参考図書
声優の声に纏わる課題に、根性論ではなく解剖学的な観点からアプローチをする講師は一定数います。中でもナレーターの篠原さなえ氏は造詣が深く著書の中でもその必要性を謡っています。
御自身でナレータースクールもやられており、著書に心打たれた私は半年ほど篠原さなえ氏のレッスンを受けた時期があるのですが「下唇下制筋を動かす為にこういうトレーニングをしましょう」など、ナレータースクールの講師から飛び出す言葉とは思えない専門用語が盛りだくさんで非常に刺激的でタメになるレッスンでした。
今回はそんな篠原さなえ氏の書籍 日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」の内容を参考に、私自身の経験も踏まえて声優志望者が声を良くする為に検討すべき医療施術について解説させて頂きます。
声優志望者におすすめの医療施術①「歯列矯正」


歯並びは舌の可動域に直結し舌の可動域が悪いと滑舌も悪くなります。
また歯は発声した空気の通り道に位置するので、例えば歯並びが悪く隙間などが大きく空いていたりすると、その隙間から意図しない音が鳴ってしまう懸念があります。
篠原さなえ氏の著書では反対咬合、下顎前突などあらゆる口腔内のトラブルがどのような因果で発声・滑舌に悪影響を及ぼすかを実例を元に紹介しているのでより理論的に知りたい方は書籍を購入して頂きたいですが、ようは歯並びが悪い人は滑舌も悪いということです。
滑舌に課題を感じており歯並びも悪い場合は歯列矯正をすると改善されるかもしれません。
また芸能の世界を目指す人として、ビジュアル面を磨くことに損はありませんので滑舌に課題を感じていなくとも検討の余地はあるかと思います。



また各医療機関も歯並びと滑舌の関係性をまとめた記事を出しているので参考までにリンクを貼っておきます!
声優志望者の歯列矯正はマウスピース矯正がおすすめ
歯列矯正にはワイヤー矯正とマウスピース矯正の手法がありますが、声優志望者には断然マウスピース矯正をおすすめします。ワイヤー矯正の口の中にワイヤーを埋め込み固定するというデメリットが声優志望者にとって致命的な為です。
舌の可動域は滑舌の悪さに直結するというのは先に述べた通りですが、口の中にワイヤーという異物を埋め込むのは舌の可動域を狭める行為に他なりません。もちろん長期的には歯並びは良くなるのでしょうが、短期的に見ればより滑舌が今以上に悪くなってしまう懸念があります。
マウスピース矯正であればレッスンの間だけは外すことができるので口腔環境が今以上悪くなることがありません。また個人差があるのは前提ですがワイヤー矯正より費用は抑えられ通院頻度も少なくなることが一般的だそうです。
もちろん医療機関から専門的な説明を受けた上で御自身にあった選択をして頂きたいですが、そこでもし選択肢があった場合は私はマウスピース矯正をおすすめします。
マウスピース矯正が受けられる医療機関紹介「スマイルモア矯正」


スマイルモア矯正は全国に165医院以上の提携クリニック※1を持つマウスピース矯正を得意とする歯列矯正機関です。
手頃な価格で歯列矯正を提供することを理念としており、月額3,000円からマウスピース矯正※2~4を受けることができます。
※1 2025年12月時点の医院数
※2 保険適用外の自由診療
※3 総額18.7〜42.9万円。症状やご希望の治療内容によっては、この範囲を超える費用が発生する場合がございます。
※4 デンタルローンを利用して17万円(税込18.7万円)を頭金なし・78回払いで支払う場合の分割支払金額
この低価格は決して安かろう悪かろうではなく人件費や原価を抑える企業努力で実現しています。
使用されるマウスピースは世界シェアNo.1,2と国産メーカーのみの製品を使用、また提携先の歯科医師が治療計画をダブルチェックしてくれるので安心感のある施術を受けることができます。
前歯だけを矯正するような部分的な矯正も可能なので、滑舌に影響する「すきっ歯だけを直す」といった選択も可能かと思いますので、まずは無料のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
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声優志望者におすすめの医療施術②「アレルギー性鼻炎の根本治療」


私自身がそうだったのですが、重度のアレルギー性鼻炎を抱える人は調子の悪い日は1日中鼻呼吸ができません。
鼻呼吸ができないと発声の基礎となる腹式呼吸に悪影響が及びます。
もちろん口呼吸でも腹式にすることは可能ですが、オートとマニュアルの違いといえばいいでしょうか?
口呼吸は鼻呼吸より強く意識しないと腹式をすることができず、様々なことに意識をめぐらす必要のある演技中に余計なリソースを割くことになります。
また致命的な問題として鼻が詰まっているとマイクノリが悪くなります。
発声時の鼻腔共鳴に影響があるのか、私がこれまで出会った発声について解剖学的な観点からアプローチをする講師たちは全員同じことを言っていました。
自分が鼻声だと気づかずに講師に指摘されて気づくケースも多いので、アレルギー性鼻炎の自覚のある方はまずは最寄りの耳鼻科を受診されてもいいかもしれません。
声優志望者がしていた対処療法
水っぽい鼻水が1日中垂れてきてツーンとした痛みが鼻腔に広がるほどの重度のアレルギー反応が出た時は耳鼻科に処方してもらった薬を飲んでいました。
しかしこれは私だけなのかもしれませんがアレルギーを抑える薬を飲むと声の調子が悪くなるのでレッスンのある日は極力飲みたくありませんでした。これに関しては反応が出ないことを祈るしかないのですが……
また鼻は日常的に詰まっていたので、私はサトウ製薬の点鼻薬「ナザールスプレー」に特に頼っていました。
とにかく鼻詰まりに特化し即効性が強いのがありがたかったです。レッスンでは自分の出番の前には必ず噴射し鼻の通りをよくしてから演技に臨んでいました。



当時はもうこれがないと生きていけないくらい依存していて箱買いしていました。
ナザールスプレーが鼻詰まりに効くメカニズムは公式サイトの説明記事がとてもわかりやすいのでリンク貼っておきます。
声優志望者が受けた根本治療
点鼻薬に一生頼り続けることには抵抗がありましたし、長い出番がある時は点鼻薬の効果が途中で切れてしまうこともあったので根本治療を決意しました。
私が受けた根本治療は3つの外科手術です。
まとめるとアレルギー反応を抑える手術と鼻腔内の空気の通り道を拡張する手術を受けました。
※私の理解の範囲で超簡単に書いてますので詳しいことは医療機関にご相談ください。


- 後鼻神経切断術
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アレルギー反応を起こす原因となる神経を切除するというもの。
アレルギー反応の信号を送る神経そのものにアプローチするので、過剰なアレルギー反応を軽減する効果が見込めるそうです。 - 鼻中隔弯曲矯正術
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左右にどちらかに曲がった鼻中隔の骨を切除するなどして、まっすぐに整えるというもの。
鼻中隔とは鼻の真ん中を通る骨のことで、この骨が曲がっていると片方の鼻の穴を塞いでしまい鼻通りが悪くなる原因となるそうです。 - 粘膜下下鼻甲介骨切除術
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鼻詰まりの直接的な原因である下鼻甲介の中の骨を切除しサイズを小さくするというもの。
下鼻甲介とは鼻腔内の組織のことで、この組織がアレルギー反応により腫れ上がることで鼻腔内を圧迫し鼻を詰まらせる原因となっているそうです。(ナザールスプレーはこの腫れを抑えることで鼻詰まりを一時的に解消させてるらしい。)
また鼻炎持ちはこの組織が長年のアレルギー反応により肥大していているとのこと。
手術の体験レポはまた別で書こうと思いますが、これらの手術を受けアレルギー性鼻炎を根本治療した私は発声どころか人生が変わりましたと言っても過言ではないほど効果を感じています。
私が日頃から悩んでおり根性論で治そうとしていた日中の眠気や集中力のなさが、これらの外科手術で解決したからです。鼻呼吸は睡眠の質に直結するのでこういう効果もあるみたいです。
篠原さなえ氏の著書には手術内容やアレルギー性鼻炎が引き起こす発声への悪影響について、スクールに通う生徒さんの実例を元にもっと細かく記載されているので興味のある方は書籍を手に取ってみてください。



実際に私もさなえさんの書籍を読み、これらの手術を受ける決意ができました!
声優志望者におすすめの医療施術③「舌小帯の切除」


滑舌の悪い人の中には舌足らずと指摘される人がいますが、それは舌小帯と呼ばれる舌の裏側にある筋が舌の可動域を狭めていることが原因の可能性が高いです。
舌小帯は本来大人に成長する過程で自然となくなるものですが、舌の筋力が不足することが原因で大人になっても舌小帯が残ってしまうケースがあるそうです。
実際に私もこのことを知った時に確認してみたのですが、舌小帯が残っていて絶望したのを覚えています。(笑)
とはいえ、舌小帯の残り具合によって滑舌への影響も変わってきます。篠原さなえ氏の書籍にはこの程度の具合をチェックする方法が記載されており、それを元に確認する限り私は大丈夫そうでした。
(本当に重度な人は口を開けた時に、舌の先がほとんど上げられないみたいです。)
しかし私は「声優になる為ならできること何でもやってやる!」と思い舌小帯を切除することを決意しました。
声優志望者が舌小帯を切除した感想
舌小帯の切除は篠原さなえ氏のレッスンで紹介して頂いたおすすめの医療機関でやってもらいました。
保険適用で2000円前後しか費用が発生せず、案外フランクに受けられました。
実際に切除した感想ですが、ぶっちゃけると効果はよくわかりませんでした。
私は元々滑舌は悪くない方だったので更なる向上を見込んでいたのですが、何かが劇的に変わったような感覚には残念ながらなりませんでした。
また私は巻き舌ができないことを課題としていたので「舌の可動域が広がることでできるようになるかもしれない」と少し期待をしていたのですが、そういう効果もありませんでした。



もしかしたら知らないところで効果はあったのかもしれませんが、やはり舌小帯の残り具合が中から重程度の人におすすめの内容なのかもしれません。
\B’zの稲葉さんも愛用している呼吸トレーニング器具/
おわりに
以上、「声優志望者が声を良くする為に検討すべき医療施術」でした。
アニメや漫画に強く影響されるとついつい根性論に支配されてしまいますが、現実世界には根性だけではどうにもならないこともあります。
ますは発声や滑舌に不向きな身体構造があることを知り、あなたがそれに該当するのであれば最寄りの医療機関に相談することから始めてもいいかもしれません。
また舌小帯はともかく、歯列矯正とアレルギー性鼻炎の根本治療は声優志望者に関わらず、日々のQOLを上げる内容かと思いますので検討してみてはいかがでしょうか?



特に!アレルギー性鼻炎の根本治療は全員におすすめしたい!!
声優養成所を選ぶ際にもっとも重要視するべきことがあります。
それは、直近で運営元の声優事務所がどれだけ人気声優を輩出しているかです。
直近で人気声優を輩出できるということは、そのノウハウとチャンスを現在進行形で事務所が持っているということだからです。
残念ながら全ての声優事務所に平等に仕事は降ってきません。
とくにアニメの出演オーディションは製作委員会から限られた声優事務所にしかオファーを出しません。
せっかく苦労して声優事務所に所属できてもオーディションの話がこなければ本末転倒ですよね?
そのような観点から、日ナレは最良の選択肢であると私は考えます。
過去から現在に至るまで日ナレから生まれてくる人気声優の数は業界の中でも頭ひとつ抜けてます。
現在所属している方は勿論、他事務所の人気声優も元は日ナレ出身ということもよくある話です。



より詳細な声優養成所を選ぶポイント、日ナレの異常な実績については以下記事でも触れてるので参考にしてみてください♪






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