自分がなりたい声優像を本音で明確にしておかないと後悔する理由

声優と言っても声の仕事には様々なジャンルがあり、それぞれで活躍される方がいます。
どのジャンルの仕事でも同じ声優という言葉を使っていますが、それらの世界は繋がっているようで絶妙な塩梅で繋がっていません。

声優になりたい」と言うことはまだ「スポーツ選手になりたい」と言っている状態に等しいかもしれません。

「スポーツ選手になりたい」から「野球選手になりたい」まで夢の解像度を上げなければ、将来は野球選手になりたい人がサッカークラブに入ってしまうようなトンチンカンな行動が起きかねません。

上記のようにスポーツに例えると明らかにおかしな話とわかりますが、声優養成所では声の仕事をジャンルに分けてそれだけを専門的に教える機関はほぼない為、このような悲劇は実際に起きることがあります。

その為、将来は声優になりたいと思う人は自分がなりたい声優像を明確にしないと後悔する結果に陥りやすいと私は考えます。

ゆめたか

地上波アニメ、ネットアニメ、商業ゲーム、インディーゲーム、TVナレーション、ネットナレーション、オーディオブック、ボイスドラマ、企業VP……
パッと思いつくだけでもこの位はジャンル分けできますね。

目次

なりたい声優像によって難易度が激変する

声優養成所ではアニメ・吹替え・ナレーターなどのジャンルを声優の仕事と一括りにして教えることが主流であるにも関わらず、なぜ私が声優志望者は自分のなりたい声優像を明確にするべきだと提言するのか……

その理由はなりたい声優像によってその難易度が激変するからです。
またデビューまでの道のり、仕事の獲り方から生計の立て方までもが目指す声優次第で大きく変わってくるので、ここが曖昧なまま声優養成所に乗せられてただ何となく声優を目指すと「こんなはずじゃなかった……」というような悲劇が起きかねません。

ここからはわかりやすく声優像をネット声優、吹替え声優・ナレーター、アニメ声優の3つに分類し、まずはデビューまでの道のりと難易度とついて言及していきます。

ネット声優になることは簡単

今の世の中でネット声優としてデビューすることはとても簡単です。
SNSのプロフィールに「私は声優です!」と書いてボイスサンプルのひとつでも掲載しましょう。それだけでネット声優としてデビューできたと言っても過言ではありません。

またXで「声優募集」と検索をかけると、インディゲームからネットナレーションまで様々な作品の声優募集が行われていることがわかります。また製作サイドもアマチュアからセミプロまで様々で声優として要求されるレベルもピンキリです。(その分ギャラもピンキリ……というかゼロの所がほとんど。)

このようにネット上で声優として活動すること自体はそれほど難しいことではありません。
そういう所からキャリアを始められた方がネット声優として副業規模にまで稼げるようになったという話もよく聞きます。(※ご本人の努力と試行錯誤の賜物であり決してネット声優は楽して稼げるという話ではありませんよ?)

ゆめたか

ネット声優はプロとして生計を立てるというよりは半分趣味として副業感覚で楽しくやられている方が多いイメージですね。

しののめ

個人でもゲームや動画コンテンツが簡単に作れる時代ですから、それに声をあてるネット声優の需要は高そうですね!

吹替え声優・ナレーターは努力が実りやすい

吹替え声優・ナレーターとしてデビューすること自体はそう難しくありません。
吹替えとナレーションの仕事はキャスティングに企業の利権が絡むケースが少なく、音響監督にキャスティング権が一任されることが多いからです。

都内ではキャスティング権を持つ音響監督が出演オーディションを兼ねたワークショップを一般公募しているケースも多く個人でも繋がりを持てるチャンスがあります
また所属が簡単にできる小規模な声優事務所でも吹替えやナレーションの仕事へのコネクションは持っているケースは多いのでアンテナを張ればチャンスは意外とよく転がっています。

プロとして仕事をすることになりますので正当なギャラが発生します。それで生計を立てられる人はいますが音響監督のお眼鏡に叶いコンスタントに仕事を貰い続ける難易度は決して低くはないです。
しかし企業間の利権が絡まない分、努力は実りやすい世界だと思います。年齢や容姿に関わらず上手ければ仕事が獲れる実力主義の世界です。

ゆめたか

当たり前ですが吹替え作品といってもマーベル作品のような影響力の高いものは一般公募されてません。単館上映規模の外画作品が多いですね。

しののめ

確かにアベンジャーズとかは主にアニメで活躍される人気声優が演じられてるのをよく見ますね。

個人の力でアニメ声優デビューは不可能

声優志望者の誰もが憧れる地上波アニメの声優デビューは難易度SSS級です。
なぜなら地上波アニメのキャスティングには各声優プロダクションの利権がバチバチに絡んでくるからです。

人気アニメの人気キャラクターに声をあてたことをきっかけに一躍スターとなり、その影響力を使ったファンビジネスの経済効果は絶大です。
その為、各声優プロダクションは次世代のスター声優を自社で発掘することに日夜勤しんでおり、たったひと声のモブ役であっても新人声優に経験を持たせる為に企業間の熾烈な奪い合いが起きているのが現状です。

アニメ声優はデビューすら叶わない人がほとんど

そんなアニメ声優ですが生計を立てられるか以前にデビューできるかどうかの闘いです。
目指すルートとして、まずはアニメの仕事を持つ数少ない声優プロダクションの養成所に入り所属オーディションに合格するのが一般的ですが、この所属オーディションに合格するだけでも99%の人が脱落します。

重要なのはどれだけ時代に愛されるかということだと個人的には思います。
お芝居が上手いことは大前提にありますがその上で、事務所に推したいと思ってもらえるか、良い作品に巡り合えるかなどの運の要素も強く絡んできます。

アニメ声優として生計が立てられるような所謂人気声優になるというのは、最難関大学に合格した人のみに購入が許されるたった1枚の宝くじに当選するようなことだと私は思います。

年齢も大きく関係してくる

アニメ声優を目指すうえで年齢は大きく関係すると私は考えています。
アニメの仕事を持つ声優プロダクションの養成所は年齢制限が厳しいというのと、これまで数百人の声優のデビュールートを調べた私が過去10年で22歳以上のデビューで人気アニメ声優になった人を一人も見たことがない為です。

また私は30歳手前くらいの時から数々のワークショップに通っていましたが「将来的にアニメ声優になりたいです!」と自己紹介をすると「その年齢からアニメ声優はもう無理だと思うよ……」と辛らつな返しを複数の業界関係者にされた苦い経験もあります。

ゆめたか

いないことの証明の為、どこまでいっても仮説の域は出ませんが、現状の声優業界を観測する限り確度の高い説だと思ってます。

しののめ

声優オーディションも30歳以下と制限してるものが多いですしね。

なりたい声優像を明確にしないことで起きる悲劇

目指す声優像によってデビュー経路、その難易度が激変することがわかって頂けたと思います。
このことを前提にした上でなりたい声優像を明確にしないことでどのような悲劇が起きるかについて解説します。

結論から言うとアニメ声優とその他の声優を混同してしまうことで悲劇は起きます。

アニメ声優の世界へは一般公募されているようなネット声優、吹替え・ナレーション作品の経歴をいくら積み重ねた所で踏み込むことは絶対に不可能です。
それは製作サイドからキャスティングに関わる人達も含めて全く異なる世界の人達だからです。

「同じ声優でしょ!」と一般公募されてるような作品から芸歴を重ねる人はプロ野球からのスカウトを期待して地元のソフトボール大会で優勝目指し始める位ずれた話だと私は思います。

一生声優を目指し続けてしまう

アニメ声優を目指すルートには厳しい年齢制限を設けているところが多いですが、ネット声優は勿論、吹替え声優・ナレーターの募集要項には年齢制限を設けていないところがほとんどです。
つまりお金さえあれば一生声優を目指すことができてしまうということです。

自分のなりたい声優像を明確にしていないと、所属できないまま声優養成所を去った後も夢が諦めきれずに「本当はアニメ声優になりたい」と本音では思いながらも永遠と一般公募されている声優オーディションを受け続けるという悲劇に陥りかねません。

それらのオーディションにいくら合格したところでアニメ声優の夢には一歩も近づいていないことは薄々わかっていながらも、声優の夢を見続ける為にお金と時間を自分にとって価値のない場所へ払い続けてしまうのです。

ゆめたか

これはまさに私が陥った悲劇ですね。
夢が叶わなかったことを認めたくなくて、諦めないことで夢を延命させるという(泣

しののめ

ブルーロックで言う所の「叶えるはずの夢が追うことが目的にすり替わってしまう」現象に似ていますね。

誤った方向からアニメ声優を目指してしまう

全ての養成機関、オーディションが同じ声優という言葉を使っている為、才気あふれる若きアニメ声優志望者が無名の新興事務所に所属するという悲劇もよく起こります。

地上波アニメを取り扱えないような無名の声優事務所の主な収入源は所属ビジネスです。
声優専門学校などのドラフトオーディションに入り込み、手当たり次第に預かり所属合格を出して所属料やらレッスン料やら色々な理由をつけてお金を搾取してきます。

声優デビューできるという甘い言葉に踊らされ、適度に夢を見させられ時間とお金をジワジワと搾取される若者をかつて私が所属していた無名の声優事務所でたくさん見てきました……

ゆめたか

本来は真っすぐ日ナレに通っていれば可能性のありそうな若くて上手な子も中にはいてショックでしたね……

しののめ

せっかくの若さという特権が無駄になってしまう悲劇ですね。

おわりに「人気アニメ声優を目指すのは恥ずかしいことではない」

以上、「自分がなりたい声優像を本音で明確にしておかないと後悔する理由」でした。
自分のなりたい声優像を本音ベースで明確にし、それに合った最適な期間で健全に目指すことが私の提唱する後悔しない声優の目指し方です。

「人気アニメ声優を目指しています!」と公にアピールすると「ふーん、じゃあ他の仕事はしたくないんだ? 吹替えとかナレーションとか声の仕事はたくさんあるけど? というかチヤホヤされたいだけ?」というような意地悪を言ってくる大人をたまに見かけます。

そのような意地の悪い声に惑わされないで欲しいというのが私の意見です。何かを目指す上で目標を明確に定めるということは様々な意思決定に繋がります。
それは上述したような悲劇を回避する為のリスクヘッジにもなりますし、夢を叶える為に正しいプロセスを選択できる力にもなります。

ゆめたか

最後まで読んで頂きありがとうございました。
後悔の無い声優志望ライフを~!

日ナレに通えば後悔しない理由

声優養成所を選ぶ際にもっとも重要視するべきことがあります。
それは、直近で運営元の声優事務所がどれだけ人気声優を輩出しているかです。
直近で人気声優を輩出できるということは、そのノウハウとチャンスを現在進行形で事務所が持っているということだからです。

残念ながら全ての声優事務所に平等に仕事は降ってきません。
とくにアニメの出演オーディションは製作委員会から限られた声優事務所にしかオファーを出しません。
せっかく苦労して声優事務所に所属できてもオーディションの話がこなければ本末転倒ですよね?

そのような観点から、日ナレは最良の選択肢であると私は考えます。
過去から現在に至るまで日ナレから生まれてくる人気声優の数は業界の中でも頭ひとつ抜けてます。
現在所属している方は勿論、他事務所の人気声優も元は日ナレ出身ということもよくある話です。

ゆめたか

より詳細な声優養成所を選ぶポイント、日ナレの異常な実績については以下記事でも触れてるので参考にしてみてください♪

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