このページを見に来ている方は日ナレの入学が決まり、これから始まる夢のスタートにワクワクしている頃かと想定しています。
ゆめたか「全力で頑張ってください!」というエールを送るのは勿論ですが、元日ナレ生の私だからこそもっと具体的にアドバイスできることがあると思いこの記事を書かせて頂きました。
【結論】レッスンを毎回オーディションに挑む熱量で全力投球する!
こちらが結論です。
「レッスンを毎回オーディションに挑む熱量で全力投球する!」ことこそ後悔しない日ナレの通い方であり、1次審査を合格する為のコツでもあります。
理由について詳しく解説していきます!
これは日ナレに限った話ではありませんが、声優養成所のレッスンは単に声優になる為のいろはを学ぶ場ではありません。
なぜかと言うと、レッスンの1回1回の評価が関連事務所への所属に繋がるオーディションの役割も兼ねているからです。
日ナレの関連オーディションの1次審査は、1年間のレッスンを通した評価と審査当日の課題発表に対する評価で決まります。
当日の課題発表はみんな当たり前に全力で取り組むのですが、1回1回のレッスンの評価まで気にして全力で頑張っている人は本当に僅かです。
「レッスンを頑張るなんて当たり前の話だよ」、「私は大丈夫!」などと思われるかもしれませんが、1年間レッスンを受け続けているとほとんどの人が少しずつ無意識の内に手を抜き始めていく様を私は何度も目の当たりにしてきました。



学校気分でレッスン中に私語をしたりちょっかいを出す人、声優のイベントに行くためにレッスンをサボる人、課題を1度も練習してこなかったことを自虐的な笑い話として話す人など手の抜き方は様々です。
だからこそもし「レッスンを毎回オーディションに挑む熱量で全力投球する!」ことができれば1次審査を合格することは固いでしょう!
手前味噌な話で恐縮ですが私は日ナレ在籍中、全力投球ができた側の人だったと自負しています。
日ナレ在学中は3回関連オーディションを受けましたが、1年目、2年目と連続して1次審査を合格しています!
3年目は残念ながら合格できませんでしたが、クラスの成績優秀者の1人としてガヤのお仕事に選抜されました。(他の選抜者は全員1次審査を合格していたという悔しい思い出ですが……)
日ナレの1次審査を合格するのに特別な才能は必要ありません。
必要なことは「レッスンを毎回オーディションに挑む熱量で全力投球する!」ことです。
とはいえ、それが具体的にどのような行動なのかイメージも人それぞれだと思うので、私が実際に行動してきたことを全力投球の例として共有させていただきます。
全力投球の例①「ウォーミングアップでもクラスで1番を狙う」
基礎科と本科時代は”日ナレストレッチ”と呼ばれる発声をしながらストレッチをするというウォーミングアップが毎レッスン始めに必ずありました。
この”日ナレストレッチ”から手を抜き始める人が非常に多かったです。
レッスンの回を重ねるごとにストレッチの強度と発声のボリュームを落として、どんどん自分の楽な形に変えて流していくようになります。
一見、こういったレッスン内容と直接紐づかないようなことから評価は始まっているはずです。
実際、基礎科時代の講師の方からレッスン最終日に「ウォーミングアップで手を抜いていた人はチェックをして評価を下げていたので今後は注意すること」等という提言を頂いたこともあります。
私は評価とは関係なく声量と柔軟な身体はプロの役者になる為に必要なことだと思い、「前回のレッスン時よりも大きな発声と柔らかい身体を目指す」精神でクラスで1番大きな声を出す気概で毎回挑みました。



クラスで1番を狙う為にも発声と柔軟はレッスン日に限らず毎日やることをお勧めします。
でないと怪我のもとにもなりますので……
全力投球の例②「指示がなくとも事前課題はセリフを全て覚える」
養成所のレッスンでは事前に課題台本を渡されることが多いと思います。
そういう時はセリフを覚えておくという指示がなくとも台本を全て覚えることをお勧めします。
理由は2つあって、ひとつは「目に見えて演技が上達する」からです。
セリフを全て頭に入れて台本を外してお芝居することで初めてわかってくる役の感情もありますし、台本を持った状態でもセリフを覚えていると余裕が生まれ当日のディレクションに対応できる幅が増えるので講師からの評価にも繋がりやすいです。
(例えば「このセリフはちゃんと相手の目を見てセリフを言って」と指示されても即対応できますよね?)
世の中には初心者向けの演技上達理論が無数に転がっていますが、初心者は小難しい理論に当てはめてあれこれ考える前にセリフを全部覚えてしまう方が上達が早いと私は思います。



実際に身体を動かして演技した方が役に没入しやすいですしね
もうひとつは「講師や事務局の方々から好印象を受けやすい」からです。
”セリフを覚えている量”というのは、どれだけ台本を読み込んできたかということを最もわかりやすく伝えられるアピール方法です。
前述したようにレッスン1回1回の評価の積み重ねが1次審査合格のカギです。
また評価する側の講師や事務局の方々も同じ人間です。「こいつは熱意があって良いな」と日頃から好印象をもたれている方は同じレベルのパフォーマンスをする人と比べられた時にはより良い方として選ばれることでしょう。



私は舞台公演のレッスンがある時は指示がなくとも稽古初日から台本を外して挑んでいました。
3年目の関連オーディションは1次審査落ちでしたが、クラスの成績優秀者の1人としてガヤのお仕事に選抜されたのは日頃から講師や事務局の方々に好印象を持って頂けていたからだと思っています。



好印象を持ってもらうという意味では、スタジオ入退出時の大きな声での挨拶、レッスン中のディスカッションや準備への積極的な参加も大事ですよね♪



そういったタレントとしての基本的な人柄が持てていることをアピールするのもとても大事なことだね!
私も日ナレ在籍中は柄にもなく色んな取りまとめをやりました。
【おわりに】1次審査に合格しないとボイスサンプルを聞いてもらえない
以上、「後悔しない日ナレの通い方①|1次審査合格のコツ」でした。
日ナレの関連オーディションは2次審査まで進まないと、自分のボイスサンプルを関連事務所に提出することができません。
1次審査の合格率は10%程(クラスに2~3人程度)なのでほとんどの人がボイスサンプルを聞いてもらえずに日ナレを退所することになります。
せっかく声優を志して日ナレに入所したのですから憧れの関連事務所に自分のボイスサンプルを聞いてもらいたいですよね?
最後にあらためてお伝えしますが、日ナレの1次審査を合格するのに特別な才能は必要ありません。
必要なことは「レッスンを毎回オーディションに挑む熱量で全力投球する!」ことのみです。



この記事を最後まで読んでくれたあなたにはぜひ1次審査合格を勝ち取って欲しいです!



良い日ナレライフを~♪
声優養成所を選ぶ際にもっとも重要視するべきことがあります。
それは、直近で運営元の声優事務所がどれだけ人気声優を輩出しているかです。
直近で人気声優を輩出できるということは、そのノウハウとチャンスを現在進行形で事務所が持っているということだからです。
残念ながら全ての声優事務所に平等に仕事は降ってきません。
とくにアニメの出演オーディションは製作委員会から限られた声優事務所にしかオファーを出しません。
せっかく苦労して声優事務所に所属できてもオーディションの話がこなければ本末転倒ですよね?
そのような観点から、日ナレは最良の選択肢であると私は考えます。
過去から現在に至るまで日ナレから生まれてくる人気声優の数は業界の中でも頭ひとつ抜けてます。
現在所属している方は勿論、他事務所の人気声優も元は日ナレ出身ということもよくある話です。



より詳細な声優養成所を選ぶポイント、日ナレの異常な実績については以下記事でも触れてるので参考にしてみてください♪






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